<バックナンバー85号> 2009/09/04更新 |
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E-mail magazine of Breaking The Communication Barrier 2/September/2009号 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ よりよい人間関係とコミュニケーション・スキル http://www.bcb.jp/ 発行部数:1,372 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ☆☆ 目次 ☆☆ ■1■ リーダーが身につけるべきスキルの第一歩「バックトラック」 ■2■ 叱ることと理解する能力 ★☆★ セミナー情報 NLPの10日間のトレーニング ====================================================================== 総選挙も終わり、9月になりました。 さて、最近、BCBコミュニケーションプログラムの応用した研修をいくつか行って います。BCBコミュニケーションプログラムには、どのような相手に対しても効果的 な反応をすることと、いかに自分自身をよい状態に保つかという2つの要素があります から、リーダシップトレーニングやメンタルヘルスに応用できます。 9月は、ある企業でファシリーテータの大久保さんと一緒に、リーダーシップ研修を 行います。 ■1■ リーダーが身につけるべきスキルの第一歩「バックトラック」 毎日の仕事を楽しくやりがいのあるものにするには、職場の人間関係に信頼関係が存 在していることが基本です。信頼や理解に満ちた関係には、ラポールが必要だというこ とを繰り返し述べてきました。 上司が、ラポールを成立させるための様々なテクニックを身につけることができれば、 リーダーとしてのマネージメント力が高まります。 ラポールの第一歩は、相手の話した言葉そのものをそっくりそのまま伝え返すという、 いわゆる「オウム返し」をするバックトラックを身につけることです。 管理者の多くは、このバックトラックを忘れがちですが、これを使いこなすことは、 とても重要です。なぜなら、バックトラックには、部下が自分の問題を自分で整理し、 自分が何をいいたいのか、何を考えていたかに自分で気づいていく効果があるからです。 ほとんどの上司がしゃべりすぎだといわれますが、しゃべりすぎはバックトラックが うまくいかない最大の理由です。上司が部下が話したことにすぐに反応してしまって、 自分の意見や知識を伝えてしまうことが一番の問題なのです。 部下の考えを尊重し、どのような心理的な状態にいるかを理解しながら共通の目標に 向かって進む時に、よいリーダーシップが生まれます。 ■2■ 叱ることと理解する能力 上司にとって難しいことの一つに「叱り方」があります。上司や部下に腹が立ってい る時に、怒りの感情をそのままぶつけるのではなく適切に指摘することは、部下の成長 に関わるとても重要な仕事です。 人は、自分の仕事のやり方を他人から批判されたり、反対に無責任な形で投げ出され たり、というような状況では、多くの場合感情的、批判的、反抗的になります。たとえ、 自分を抑えようとしても、案外返事の仕方や顔の表情にその不満は表れてしまいます。 コミュニケーション能力は、相手が否定的な刺激でかかわってきた時に、肯定的にか かわる練習をすることによって培われます。時には感情的になってきまずい関係になる こともありますが、相手の立場に立って相手を理解しようとすることでかなり関係をよ くすることができるものです。 私達が自分や相手に対して、面白くないとか、不満だとか、腹が立つなど、どこか否 定的になる時には、その裏にしばしばもっともな理由があります。もっともな理由があ るからこそ、相手に対して無性に腹が立つのです。そして、その怒りを相手にぶつけて しまうのは、そうしないと気がすまないからです 「理解」は、そのもっともな理由を知るためのものです。理解の能力は、トレーニング によって身につける訓練の一つです。「理解する能力」は、確かに相手の刺激は自分に とって気持ちのよいものではないけれども、まず相手の怒りや不満の裏にあるもっとも な理由を知ろうという「ある意志を持った意識的な態度」です。 意志を持った意識的なことは、訓練できます。その訓練の積み重ねが、いつか無意識 に相手を理解する能力として発揮されるのです。 ★☆★ セミナー情報 NLPの10日間のトレーニング 11月14日〜15日から、名古屋でNLPの10日間のトレーニングを 2010年3月まで、毎月1回2日間のセミナーを5回行います。 詳しい内容は、下記のURLでご覧下さい。 -------------------------------------------------------------------------- ■プラクティショナー・コース −コア− http://www.iryo.co.jp/q1703.html -------------------------------------------------------------------------- トレーナー:梅本 和比己 サンタフェNLP/発達心理学協会認定トレーナー ICC(国際コーチ連盟)認定国際コーチ BCBファシリーテータ 株式会社チーム医療 代表取締役 日 時:平成21年11月14日(土)〜平成22年3月14日(日) 【全5回・計10日間】 会 場:デザインホール(名古屋市中区) 参加費: 346,500円(資料代・消費税込) ※一括お支払と5回分割お支払が選べます ★NLPプラクティショナーコース・コアでは、NLPの全体像と仕組みを理解し、 基本となるスキルを練習します。 そして、10日間のコースを通して、あなたが望んでいる結果や目標に必要な自分 の中にある力を明らかにし、それを達成するための方法を発見します。 詳しくは http://www.iryo.co.jp/q1703.html ============================================================================== ●このメールマガジンは、 インターネットの本屋さん「まぐまぐ」(ID:0000097396) http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。 購読の解除も、「まぐまぐ」のホームページで行って下さい。 ====== 企画・発行 ====================================================== 発行:チーム医療 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-42-1 折原ビル 電話:03-3945-0771 FAX:03-3945-0355 http://www.bcb.jp/ 発行責任:梅本和比己 佐々木啓 sasaki@iryo.co.jp |